山田です。
アフィリエイトは誰でも簡単に始めることができる副業のひとつです。
ですが、やってはいけないことがあるのをご存知でしょうか?
その禁止事項をしらずにやってしまった場合、アカウント停止、報酬の没収のほかの処分があります。
また、法に触れた行為によって、損害賠償が発生したり、逮捕というのもあり得ます。
そんなことにならないように、アフィリエイトでやっていけないこと、注意点などについてお伝えしてきますね。
Contents
- 1 アフィリエイトでやってはいけない12の禁止事項
- 2 アフィリエイトを安全に行う上で気をつけるべきこと
アフィリエイトでやってはいけない12の禁止事項
意外と知られていないものがありますので、アフィリエイトを既にやっている方も今一度チェックされてみてくださいね。
誇大広告やステマ行為をするアフィリエイト
誇大広告やステマ行為は、実際の商品やサービスの価値や効果を過大に表現し、消費者をだまして購入させることを目的としています。
例えば、特定の商品が万能であるかのような内容を虚偽に宣伝したり、自作自演のような偽の口コミを書き込んで良い評価を装うことがあります。
これらの行為は、消費者の信頼を損なうだけでなく、法的な問題にもなりかねません。
情弱者をターゲットにした情報商材を売る
アフィリエイトを利用して、悪質な情報商材を販売することも問題です。
これは、すぐに稼げると謳いながら、実際には役に立たない無駄な出費になる情報を初心者のアフィリエイターに販売したりすることです。
当然、被害者が出ますし、アフィリエイト業界全体の信用を損ねてしまいます。
”情報商材はすべて詐欺だ”といわれるのもこういう行為をする人がいるからです。
許可なしで他人の画像や動画を勝手に掲載
許可なく第三者の画像や動画を自身のサイトやSNSに掲載することは、著作権の侵害となる可能性があり、法的なトラブルに発展することがあります。
たとえば、
- 他サイトの動画、画像、記事本文
- 漫画の中身
- 第三者が楽曲、楽曲を編曲したもの
- 有名人や芸慈雨人の画像や雑誌の切り抜き
- 広告主サイトのキャプチャやロゴマーク、商品画像
これらを使用する際には原則として著作権者の許可を得る必要があります。
アフィリエイトサイトやSNSで使用する画像や動画は、商業利用に関するライセンスを持った素材を使用することが重要です。
多くの素材提供サイトでは、商業利用に対応した素材を提供していますので、それらを適切に利用するようにしましょう。
私がよく使うのはこちらの3つのフリー画像です。
また、公開されている画像や動画を使用する際には、クリエイティブ・コモンズというライセンスが付与された素材を探すのも効果的です。
クリエイティブ・コモンズでは、著作権者が一部の使用条件を緩和した素材を提供しています。
SNSなどにアフィリエイトリンクを設置
Twitter、Facebook、インスタグラムなどのSNSにASPの審査を通さずにアフィリエイトリンクを貼っている人が多いです。
ですが、ASPの審査を受けてないプラットフォームに広告を貼ることは実は禁止されているのです。
知らなかったという人は、審査に出しておきましょう。
メルマガでスパム行為を行う
今も昔も変わらず、一部のアフィリエイターはメルマガを通じて迷惑行為を行っていますね。
スパム行為とは、受け取り手の了承なく大量の広告メールを送りつけることを指します。
このスパム行為はアフィリエイトの本来の目的とは逆の行為であり、信頼を損なうものです。
迷惑メールが増えることで、ユーザーは大切なメールを見逃す可能性が高くなりますし、結果的に、本来のアフィリエイトしたいメールも目に留まらなくなり、アフィリエイターは成果が上がりにくくなります。
また、スパム行為は法律にも抵触する可能性があります。
日本では、スパムメールの送信は不正アクセス禁止法や個人情報保護法に違反するとして処罰されることもあるのです。
スパムがあるせいで、アフィリエイト業界全体のイメージを悪くすることにもつながりますし、いいことは一つもありません。
誇大・虚偽の表現をしている
誇大な表現は、これは商品やサービスの価値を実際よりも大きく見せることを指します。
例えば、「たった1ヶ月で1000万円稼げます!」「1クリックで20万稼げる」というのは誇大表現であり、現実的ではありません。
アフィリエイトは努力や工夫が必要なビジネスであり、そう簡単に大金を稼ぐことは難しいのが現実です。
誇大な表現をすることで、ユーザーの期待を膨らませ、商品を購入させようとする手法ですが、長期的な信頼関係を築くうえで好ましくないですね。。
次に、虚偽の表現です。
これは実際に商品を使用したり、サービスを利用したりしたことがないにもかかわらず、その内容や効果を詳細に語る行為を指します。
例えば、「このダイエットサプリで短期間で10キロ痩せました!」という表現は虚偽の可能性があります。
信頼性のあるアフィリエイトを行うためには、自分自身で商品やサービスを試して確かめることが重要です。
虚偽の表現はユーザーの信頼を損ない、他のサイトや商品に流れてしまう可能性もあるからです。
また、誇大・虚偽の表現をしてしまった場合、ユーザーに対して失望や不信感を抱かせることになるだけでなく、法的な問題も発生することもあります。
消費者庁の景品表示法や特定商取引法などに抵触する恐れがあり、厳重に取り締まられることもあるのです。
ですので、アフィリエイトを行う際には、誠実な姿勢で行動することが大切です。
広告素材を変更したり、広告コードを改変する
広告素材とは、広告主から提供されるバナーやテキストリンクなどの広告の形式のことです。
アフィリエイトパートナーとして、広告主から提供された広告素材はそのまま使用しなければなりません。
広告主は、自社商品やサービスを効果的に宣伝するためにデザインやコピーを研究し、最適な広告素材を作成しています。
そのため、広告素材の変更や改変は、広告主の意図に反してしまって広告の効果を損なう恐れがあるのです。
また、広告コードの改変も行ってはいけません。
広告コードは、アフィリエイトパートナーとして報酬を得るために重要なものであり、正確に貼り付けることが求められます。
広告コードを改変すると、正常に広告が表示されないだけでなく、アフィリエイト報酬の算出も正確に行われません。
また、広告主は広告の効果を追跡し、報酬を支払うために広告素材や広告コードの使用状況を確認しています。
もしも変更や改変が行われていれば、正確な効果測定や報酬の算出ができなくなり、報酬の支払いがされないかも…
そのため、アフィリエイトを行う際には、広告素材や広告コードの変更や改変は絶対に行わないようにしましょう。
公序良俗などに反するもの
公序良俗に反するものの一つとして、不適切な画像や表現を使用することがあります。
アフィリエイトの宣伝手法として、商品やサービスの魅力を引き出すために、性的画像や誇張された表現が使われることがありますが、これは公共の場においては避けるべきです。
誰もが安心して閲覧できる環境が求められているため、公序良俗を守ることが大切です。
不正に成果報酬を獲得する
不正な手段で報酬を稼ごうとするアフィリエイターもいますが、そういう行為は禁止されています。
クリック報酬型広告に登録者自らがクリックする
自分自身や友人、家族などにクリックを依頼する行為は禁止されています。
クリックによる報酬は、アフィリエイトの仕組み上、広告主に対してコストが発生するため、不正なクリックを行った場合は広告主に損害を与えることになります。
他人のクリックや申込を依頼する
他の人に対して報酬を約束して、クリックや申し込み、アプリのインストールを依頼する行為も不正とされます。
これはクリック報酬型広告と同様に、広告主に対して不正なコストが発生する可能性があるためです。
自己アフィリエイトではないのに広告から購入する
自分自身が広告に申し込んで報酬を獲得しようとする行為は、原則として不正とされます。
ただし、自己アフィリエイトという形で自分のウェブサイトやブログから広告を紹介する場合は、一部のアフィリエイトプログラムでは認められています。
広告から購入した商品の転売・配布を行う
アフィリエイトで紹介した広告から入手した商品を、自分で転売したり無料で配布する行為も不正とされます。
商品やサービスを紹介することで報酬を得ることが目的であり、それ以外の利益を得る行為は許されていません。
さらに、不正行為を繰り返すとアフィリエイトプログラムのブラックリストに追加されることも…
アフィリエイトを行う際には、これらの不正行為には厳しく注意しましょう。
個人情報の保護を怠る
アフィリエイト活動においては、個人情報の保護も大切なポイントです。
消費者からの個人情報は、正当な目的のためのみ使用されるべきなので、不正な目的や第三者への提供は行われてはなりません。
アフィリエイターは、しっかりと個人情報保護法やプライバシーポリシーを遵守し、ブログに明記して、消費者の信頼を守るべきです。
ユーザーに広告主の公式サイトや広告だと誤認させる
一般的なアフィリエイト手法では、アフィリエイターは自身のウェブサイトやブログ、SNSなどで商品やサービスを紹介し、特定のリンクから購入や登録を促すことで報酬を得ています。
ですが、紹介ページを広告主の公式サイトに酷似させたり、広告と誤認させるような表示や表現を行うことで、利用者を勘違いさせようとする悪い人もいます。
このような広告主の公式サイトや広告との誤認を招くような手法は、読者の信頼を失うだけでなく、広告主の信頼性にも影響を与えるかもしれません。
未登録サイトやその他の場所に広告掲載する
アフィリエイトを行う際には、事前に広告掲載を行うサイトを登録する必要があります。
登録することで、正式なパートナーとしての承認を受け、適切な広告掲載が可能になります。
ですが、中には登録していないサイトなどに広告を掲載する行為が見られます。
ぜんぜん良いことがないので、気を付けてくださいね。
- 報酬を受け取れない
- 信用性が損なわれる
- 著作権や広告規制などの法律に違反する可能性
アフィリエイトを安全に行う上で気をつけるべきこと
アフィリエイトでやってはいけないこと12を知識として身につけておくと、もう大丈夫です!
さらに、アフィリエイトをやる上で気をつけるべき重要なこともここでお伝えしておきます。
高額な情報商材や悪質なセミナーの勧誘に騙されない
ネットでは色々な情報商材やセミナーが販売されていますし、怪しい副業案件も山ほどあります。
中には高額な情報商材を売りつけようとする詐欺的なことを行う人もいますが、そのような商材やセミナーには、大金を支払っても実際に役立つ情報が得られないことがほぼです。
早く稼ぎたいという気持ちに漬け込んで稼げない商材や高額塾を売ってきますので、騙されないよう注意してくださいね。
上手い話には罠があるといつも心に留めておいてください。
法律違反をしない
アフィリエイトを行う上で、法律違反になる可能性があることにも気をつけなければなりません。
例えば、違法なコピー商品を宣伝したり販売したりすることは、商業倫理に反する行為です。
また、虚偽の情報を広めたり、詐欺的な手法で集客を行うことも法律違反となります。
以前、あるアフィリエイターが自身のブログで、違法なダウンロードサイトの紹介とリンクを行いました。
その結果、違法コンテンツを利用しているという告発を受け、警察の捜査対象となってしまったのです。
結果的にそのアフィリエイターは法的な問題に巻き込まれ、信用を失ってしまいました。
このように、法律違反を犯してしまうと大きなリスクを伴います。
アフィリエイトを始める際には、高額な情報商材や悪質なセミナーに騙されないように注意し、法律違反を犯さないようにしましょう。
これらのリスクを避けることで、安全かつ健全なアフィリエイトを行うことができます。
取得する情報を絞ってあれもこれもメルマガ購読しない
アフィリエイトで成功するためには、情報の取捨選択が重要です。
あれもこれもメルマガを購読してしまえば良いというわけではありません。
今たくさんのメルマガを購読している人は大部分を解除してください。情報の質と量をバランス良く取り入れることが大切です。
多くても3人まで絞って本当に信頼できる情報提供者や業界のプロから学ぶことで、効果的な情報収集ができますよ。
信用できるASPを利用する
ASP(アフィリエイトプログラム)は、アフィリエイターと広告主をつなぐプラットフォームです。
安全に稼ぐためには、信頼できるASPを選ぶことが重要です。
評判が良く、きちんと適切な報酬支払いや広告の管理を行っているASPを利用することで、安心してアフィリエイトを行うことができます。
以上になりますが、ルールやモラルを守ってアフィリエイトに頑張って取り組みましょう!