会社にばれずに副業の確定申告をする方法

やまだです。

副業を始めると気にかけないといけないのが収入の申告です。

会社によっては副業が禁止されていたり、あまり好意的に受け入れられなかったりする場合があります。

そんな中、副業の確定申告をどうすれば会社にばれずに進められるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

私自身も副業を始める際、「会社に知られることなく収入を申告できるのか？」と不安を感じていた一人です。

でも、いろいろと調べてみた結果、適切な手順を踏めば会社にばれずに副業の確定申告を行うことは可能だと分かりました。

そこで今回は、その具体的な方法や注意点を分かりやすく解説していきますね。

副業が会社にばれる理由

まず、なぜ副業が会社にばれてしまうのか、その仕組みを理解することが大切です。

副業がばれる主な理由には、次のようなものがあります。

住民税の通知

会社員の場合、毎月の給与から住民税が天引きされています。

この住民税の額に副業収入分が加算されると、通常の給与額から算出される税額よりも高くなるのです。

そのため、不自然な増加として会社に気づかれる可能性があります。

社会保険料の負担割合が変わる

副業による収入が本業を超える、または一定の金額を超える場合、社会保険の負担割合が変わることがあります。

これも副業が会社にばれる原因の一つです。

人間関係やうわさ

意外と多いのが、同僚や上司にうっかり話してしまったり、副業先で知り合った人が本業の会社関係者だったりするケースです。

これらを防ぐためには、特に「住民税の通知」を工夫する必要があります。

会社にばれないための確定申告のポイント

副業が会社にばれるのを防ぐためのポイントは、住民税の支払い方法を工夫することに尽きます。

以下、その具体的な手順を説明します。

確定申告で「住民税の納付方法」を選ぶ

確定申告書を作成する際、住民税の納付方法を選択する項目があります。

この際、以下の2つの方法のうち「普通徴収」を選ぶようにしましょう。

 

普通徴収を選ぶ手順

💡申告書の内容に不備があったり、自治体がミスをするケースもあるので、申告後に住民税が適切に「普通徴収」となっているか確認することが大切です。

 

副業収入の種類による違いを知る

副業の種類によって、申告方法や税金の計算が異なります。

たとえば、

• アルバイトやパート
  給与所得として扱われますが、副業先が源泉徴収している場合はその書類を基に申告。
• フリーランス（ライター、デザイナーなど）
  雑所得や事業所得として申告する。
  この場合は、必要経費を差し引くことで課税額を減らすことが可能。
• 投資収入（株やFX）
  雑所得や分離課税として申告するが、住民税の選択方法は同じ。

自治体への確認を忘れない

確定申告すれば終わりではなくその後で、住民税の通知が会社に送られていないか、自治体に確認することをおすすめします。

自治体によっては、確定申告書に「普通徴収」と記載していても、システムの不備などで特別徴収になってしまうことがあります。

確認方法は簡単です！

自治体の税務課に連絡し、以下を尋ねてください。

経費を活用して所得を抑える

副業で得た収入に対して課税される所得税や住民税は、「所得＝収入－必要経費」で計算されます。

そこで、経費をしっかり申告することで、課税額を抑えることができます。

ただし、経費として認められるものと認められないものがあるため、ネットで調べたり、税理士に相談するのがおすすめです。

副業が会社にバレないようにするためのその他の工夫

ほかにもバレないための方法がいくつかあるので組み合わせて使ってください。

✅副業用の銀行口座を作る

副業専用の銀行口座を作ることで、本業の給与が振り込まれる口座と分けられ、収入の管理が簡単になります。

また、会社に提出する書類（例えば給与振込の口座明細）などに副業の入金が載らないため安心です。

✅給与所得の副業を避ける

アルバイトやパートなど、給与所得となる副業は、給与支払者が税務署に収入を報告するため、住民税の合算が発生しやすくなります。

そのため、フリーランスや請負契約（個人事業主として働く形態）など、自分で確定申告を行う業態を選ぶ方が安全です。

✅副業の収入を少額に抑える

住民税が大幅に増えると不自然な点が目立ちやすくなります。

会社にばれたくない場合は、まずは副業収入を少額に留めておくことをおすすめします。

✅匿名性の高い仕事

執筆やイラスト、アフィリエイト、ブログ運営、プログラミングなど、匿名性が高い仕事を選ぶと安心です。

これらの仕事は、直接会社の知人と関わるリスクが低いため、ばれる可能性が大幅に減ります。

✅SNSに投稿しない、副業先で本業の話をしない

副業の内容や収入について、SNSに投稿するのは避けてください。

同僚や上司がたまたま目にすることも無きにしも非ず。

また、副業先で「本業はどこですか？」と聞かれることがありますが、会社名を明かすのは控えましょう。

副業先の関係者が本業の知人や取引先である場合、思わぬトラブルに発展する可能性があります。

✅雑所得扱いにする

フリーランスの副業であれば「事業所得」か「雑所得」として申告できます。

副業が趣味の延長線上であれば、雑所得として申告する方が自然です。

会社の規則を改めて確認する

会社の就業規則を再度確認し、副業がどのように規定されているかを把握しておくといいです。

たとえ副業禁止の会社であっても、以下のようなケースでは黙認されることがあります。

まとめ　副業を安心して続けるために

最も重要なのは、住民税の納付方法を「普通徴収」にすることです！

また、自治体への確認や経費の適切な申告も欠かせません。

この記事を読んで、「自分にもできそう！」と思えたら、ぜひ一歩踏み出してみましょう。

会社のルールを守りつつ、安心して副業ライフを楽しんでください＾＾

 

この記事が役に立ったと思ったら、ぜひLINEで感想を教えてくださいね。
あなたの体験談や疑問もお待ちしています！